似ているようで似ていない2つの赤いかき氷

共通点は多い2つのかき氷

紅茶専門店がかき氷を作る上で悩む1つが水色。
水色(水色)=紅茶の色のことですが、ストレートティー、ミルクティーなど本体は飲み方のことを指す言葉。
なのですが、ここでシロップのカラーリングが似てしまいます。

開発側にとっては、チョコレートとイチゴと柑橘類って結構印象が違うのです。
なのに色は大体同じ!
紅茶専門店としては「どのミルクティーを選ぼうかな?」というイメージでメニューを作るのですが、ここがなかなか伝わりにくいのです。

嗚呼。。。

そして、この2つもそうなのです。
「グッドバイタリティー」と「ホルシュタイナーグリュッツェ」

2つはフルーツティー

フルーツティーとは紅茶ではなくドライフルーツを煎じたものをさします。
ルイボスを煎じればルイボスティー、麦を煎じれば麦茶、黒豆を煎じれば黒豆茶となり、これらはお茶の木から作られたものではありません。
フルーツティーはフルーツを煎じるからフルーツティー。
フルーツだからノンカフェインでビタミン摂取ができる言ってみればビタミン茶であり元気茶なのです。

緑茶・紅茶・烏龍茶・プーアル茶などはお茶の木(カメリアシネンシスというツバキ科の植物)が原料で製法や発酵で名前が変わります

茶やティーと付くから全て紅茶や緑茶という訳ではありません。

ちょっと脱線しましたが2つのフルーツティーはべラックベリーベースだったり、ニワトコの実ベースだったりと異なるフルーツなのですが、フルーツティーにブレンドする植物の1つにハイビスカスがあります。

ハイビスカスは強い酸味がありコッテリなフルーツティーを爽やかにさせたり、綺麗な水色(ルビーのような赤色)を作ったりできるスグレモノ。
日本ではローズヒップティーの水色や味わいの要として使われたものが販売されています。

(あれっ?と思った方はローズヒップって酸っぱくて赤いのでは?と思う方も多いのですが、ローズヒップはほぼ緑茶のような淡くほんのりピンクの水色でほとんど酸味がない淡い味わいなので、ローズヒップだと思っている赤色と酸味はほぼハイビスカスの特徴です)
淡い色のローズヒップはロンネフェルトでも販売しており、日本ではホテルなどで置いてありますので、見かけたら是非お試しください。
知り合いに言いたくなること間違いなしです。

フルーツはヨーグルトが合う

グッドバイタリティーとホルシュタイナーグリュッツェの2つはフルーツティーなので何を合わせる?と言ったらまずはヨーグルト!
どちらもよく合うのです、フルーツですから。
なのに生クリームと合わせると違いが出てきます。

シュワっと広がるグッドバイタリティーにはちょっと合わないと思う生クリームが、ホルシュタイナーグリュッツェには悪くないと印象に。
(グッドバイタリティーは合わないというよりも、今ここでこれに乗せなくてもいいかな?やっぱりミルクティーの方が良かったな?という印象になってしまうのです。)

特にホルシュタイナーグリュッツェは「グリュッツェ=どろっとしたお粥のようなデザートの総称」の名前の通りデザートを指していますし、ドイツの定番「ローテグリュッツェ」は煮込んだベリーに(これも)ドイツの定番バニラソースをかけるメニューです。
重厚感のある、言ってみれば赤ワインのような雰囲気をまとうホルシュタイナーグリュッツェにはバニラソース(クリーム)が合うのです。

生クリームが乗っているかもそうですが、

2つは似ているようで似ていない、どちらも魅力のあるフルーツティーです。
今回、2つのかき氷メニューをお出ししました。
どちらを選ぶかはお好みですが、美味しいや好みと言った部分以外にも面白さも体感できるかもしれません。

かき氷と夏バテ解消とエネルギーチャージができる2杯。
是非機会を見てどちらもお試しいただければと思います。