NHK「おはよう日本」も注目した、2017年の小さな挑戦。「ミルクティーにお酒を入れる」という選択

TEA journal / Vol.2 前編
コンテナート | 取締役・ロンネフェルト認定ティーマスター 石田明子執筆
現在、東京ドームシティのMILKTEAで人気を集めている「お酒入りミルクティー」。
実はこの発想の原点は、2017年にコンテナートで開催した小さなフェアにさかのぼる。当時はまだ「紅茶にお酒を合わせる」という選択肢自体が珍しく、NHK「おはよう日本」でも取り上げていただいた企画だった。
「次に繋げるリラックスタイム」という提案
2017年10月30日から2018年4月16日まで、コンテナートでは「ミルクティーにお酒を入れるという選択〜大人紅茶フェア2017-2018」を開催した。
一日の終わりに、深い香りと味わいで冷えた体を温めてくれる一杯。忙しい現代人にとって、リラックスする時間そのものが贅沢になりつつある中で、ミルクティーにお酒を一滴加えるだけで、その時間をより豊かに演出できるのではないか。そんな提案から生まれた企画だった。
会期中は、ミルクティーに合う紅茶茶葉の販売や、来店客に合うミルクティーを見つけるチャート展示、そしてTEAルームでの「大人の紅茶カクテル」のオーダー体験を用意した。シンプルな作り方で家庭でも楽しめることも、当時大切にしたポイントだ。
小さな挑戦が、次の挑戦へつながる
この時点ではまだ、コンテナートは代々木の実店舗のみで展開する企画のひとつだった。しかし「紅茶とお酒を合わせる」という発想そのものは、後にMILKTEAで「お酒入りミルクティー」として結実し、SNSでの反響をきっかけに広く知られる商品へと育っていく。
一つの季節限定フェアとして生まれたアイデアが、何年もの時を経て看板商品のひとつに育つ。派手さはなくとも、こうした小さな積み重ねこそが、コンテナートが大切にしている「一口の中の発見」を支えている。
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コンテナート | 取締役・ロンネフェルト認定ティーマスター 石田明子執筆